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2012年2月2日 (木) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第31試合 1. 西村京太郎 2. 荻生徂徠 『政談』 3. 大洋図書の小妻容子の画集 4. ちくま学芸文庫の 『史記』 5. リルケの詩集 6. コクトーの詩集 7. 新しいの (CD) 8. 折り紙の本 毎日みえる毎日さんが 「小妻容子って画家がいるんだけど知ってるかい?」 聞き覚えのない名前だった。 大洋図書から画集が出ているので調べてくんないかとのこと。 た、大洋図書ですか。 にわかにピンク色の霧がたちこめてきた。 検索サイトに伺いをたててみる。 小妻容子・・・・・・「奇譚クラブ」 に投稿入選・・・・・・ 刺青画で知られ、国際的にも 「緊縛世界の北斎・歌麿」 と絶大な支持を得る・・・・・・うんぬんかんぬん。 「大洋図書から出ている本は 『小妻容子秘画帖 豊艶の濫り』 だそうです。 他にも名前があって、えーと、小妻 要ともいう」 「なんだ、男か!」 なにを想像していたのかは知らないけれど、毎日さんのちいさな夢を壊してしまったようだ。 「値段はいくらになってる?」 「さんまんいっせん・・・・・・」 「そんなにするのか!」 大洋図書の代わりに謝っておいた。 西村京太郎と折り紙の本が売れる。 8打数2安打。打率 2割3分4厘3毛。 2012年2月1日 (水) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第30試合 1. カンテーダンスのシングルレコード 2. ピンク・レディーのシングルレコード 3. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット 4. 軽く読める本 5. 渡部昇一 6. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』 7. 農文協の 『聞き書 富山の食事』 カンテーダンスがわからない。 歌謡曲さんの電話リクエスト。 聞き間違いのような気がして何度も聞き返すが、カンテーダンスとしか聞こえない。 こんなときはいつも歌ってもらうことにしているので、今回もお願いする。 む。やっぱりわからない。 外国の歌手で、男女のデュオで、イエスタディなんとかっていう曲があって、 と進んでようやく思い当たる。 なんのことはない。 カーペンターズなのだった。 でも電話を通すと、カンテーダンスと聞こえる。 受信者の問題だな。 4曲入りのEP盤 『シング』 があった。 家が近いという歌謡曲さん、すぐに駆けつけてお買い上げに。 2と3も訊かれるが、そちらはない。 お会いするのは今年はじめてになる。 年始に体調をくずして42度の高熱が出た。 まだ本調子ではないとも。 他に、渡部昇一ファンの方に 『発想法』 が、本好きのご夫婦に『聞書き 富山の食事』 が売れる。 7打数3安打。30試合を終えて、184打数43安打。打率 2割3分3厘6毛。 2012年1月31日 (火) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第29試合 1. アポリネールの詩集 2. ポーの詩集 3. リルケの詩集 4. 山崎豊子 5. 釧路の地図 今年になってから、海外の有名な詩人の本を探しに立ち寄ってくださる方がいる。 静かな夜半に温かな飲み物を用意して、詩のなかのことばにじっと耳を傾けるのが最近の愉しみなのだと教えてもらった。 この日は新潮文庫の 『ポー詩集』 をお求めになる。 毎日みえる毎日さんももちろんご来店。 いつもなにかしら探している本がおありの方で、 半年前に尋ねてこられた今 東光の 『十二階崩壊』 もそうした数あるなかの1冊。 前日の買い取り本のなかに同書をみつけ、渡すことができた (去年の成績なのでカウント外だが、せこくアピールしておく)。 5打数1安打。打率 2割2分5厘9毛。 2012年1月30日 (月) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第28試合 1. 「みんなのコーラス」 2. 前に棚にあったフランスの お菓子のハードカバーの本 3. 「十八史略」 昨晩は正体不明の猛烈な足のかゆみに一睡もできなかった。 駅裏の某所で古物商を営み30年になるT川さん (仮名) の身を襲った椿事である。 これほど辛いかゆさは経験したことがない。 目を赤くして朝をむかえた。 不安がつのる。 営業時間を遅らせて皮膚科の病院へ向かった。 顔見知りの看護士の 「あら、T川さん、××なら先日取ったばかりじゃありませんか」 という無粋な声をふりきって診察室に駆けこむ。 厳かな医者の見立てが下された。 「かぶれによる炎症ですね」 そういえば前日、店のストーブに灯油を継ぎたしていて足にかけてしまった。 靴下のゴムのきついところに、それはほんの少し染みこんだだけだというのに。 塗り薬を処方してもらい、T川さんの足のかゆみは快方に向かいつつある。 ただし肌の赤みは消えていない。 T川さんが年頃の娘さんでなくてよかった。 皆さんも灯油しゅぽしゅぽを使うときは決して急いてはいけません。 ゆっくりやさしく行うべきです。 そう注意をうながす敏感肌のT川さんなのであった。 3打数0安打。打率 2割2分6厘7毛。 2012年1月29日 (日) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第27試合 1. 李 恢成 釧路市立美術館 で、地元書家の 石原清雅 さんの講演を聞いてから店を開ける。 背筋をしゃんと伸ばした立ち姿で、 90年にわたるこれまでの半生を語っていつまでも話していられそうな先生の、 淀みなくまっすぐな話しぶりが目にまぶしい。 よい話を聞いた。 前日から、札幌の 北海道立文学館 で 「特別展 「李恢成の文学」 根生いの地から朝鮮半島・世界へ」 が始まっている。 北海道新聞の夕刊でも特集が組まれ、早速その反応が当店にも及んだ。 北大通店の関連在庫は、『われら青春の途上にて/青丘の宿』 (講談社文芸文庫)、 『地上生活者 第3部 乱像』 (講談社)、映画 『伽や子のために』 のパンフレットぐらい。 お客さんが探していたのはちがう作品のようだった。 1打数0安打。打率 2割3分0厘7毛。 関東にお住まいのお客さんからダンボール箱が届く。 ここ2年ほど、夏の釧路で避暑をされてきた方。 赤江 瀑の単行本が2箱分いっぱいにつまっている。 私が個人的に読むという条件で譲っていただけることになった。 2012年1月28日 (土) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第26試合 1. 封筒類 2. ランボーの詩集 3. ゲーテの詩集 4. シェリーの詩集 5. 川田順造 6. 宮本常一 7. 福司の搾りたての本 8. おもしろいCD 9. 理科年表 10. 北中の記念誌 11. マンガの 『岳』 12. 北なんとかさんが書いた 『南極物語』 13. 林 望のイギリスもの 毎度おなじみの画伯がやってくるなり、「福司の搾りたての本はありますか〜ッ!」 福司 というのは、釧路の地酒である。 訊けば、これから列車に乗って某所でおいしものを食べたり呑んだりしてくるのだとか。 車中でビールをぐびぐびやるつもりらしく早くも顔がほころんでいる画伯だが、 それを聞いているこちらも呑ん兵衛ではないのになんだかとてもうらやましい。 旅心をさそわれる。 おもしろいCDを1枚予約してもらう。 当店のサイトで釧路市立北中学校の記念誌を探し当てた方がおみえになる。 サイト掲載書目は白金町の本店に保管してあるが、 目当ての開校50周年記念誌は北大通店にもあった。 13打数2安打。打率 2割3分2厘1毛。 2012年1月27日 (金) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第25試合 1. 佐藤愛子 『これでおしまい』 2. 北原亞以子 3. 角田光代 『八日目の蝉』 4. 井上荒野 5. 三浦しをん 『舟を編む』 6. 中里成章 『パル判事』 7. 大野英二郎 『停滞の帝国』 8. さっぽろ文庫のすすきのの巻 9. コリン・デクスターの新しいの 10. ハメット 『影なき男』 11. 怪獣消しゴムが載っている本 いつも奥さんの本を探しにみえる方が2〜7を、趣味が自然観察という方が8を、海外ミステリファンの方が9と10を、 というように常連さんからの問い合わせがつづく。 これまで何度か訊かれてきたものばかりだが、お応えできたのは北原亞以子の文庫1冊だけ。 とほほ。 海外ミステリファンのお客さんには前回、デクスターのモース警部ものを1冊お求めいただいていた。 ただしそれはシリーズの最終作。 未読のものがいくつもあるというのに、途中をすっとばしてしまってよいのかしらと躊躇したのだけれども、 それでもよいとおっしゃるのでお渡しした。 この日読後感を尋ねると、 「モースがホニャララしちゃったの〜。ショックだわ〜」 (ホニャララの部分は自主規制) 。 も、申し訳ございませんと謝る私もシリーズの最後を何気なくバラされてショックだわ〜。 11打数1安打。打率 2割3分8厘7毛。 2012年1月26日 (木) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第24試合 1. キーツの詩集 2. イェーツの詩集 3. 相田みつを 『にんげんだもの』 4. 相田みつを 『一生感動一生青春』 5. 内村鑑三 『後世への最大遺物』 6. こうの史代のエッセイ集 7. 小さい子向けの絵本 8. 舞妓さんの髪型が載っている本 9. 仏教を学べるマンガ 10. 山崎兵八 『現場刑事の告発 二俣事件の真相』 11. 岩波で2年前くらいに出た美術書のシリーズ 昨晩思い立って自室の本の整理に手をつけてみたら、予想に違わず目がしょぼしょぼ鼻がむずむずしてきて、 今日になっても症状はおさまらずこれでは風邪引きと変わらない。 店で本をいじっているよりひどいとはどういうことだ。 寒さが追い打ちをかけてほとんど病人の体たらくである。 11打数0安打。打率 2割5分。 2012年1月25日 (水) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第23試合 1. 北 杜夫 『楡家の人びと』 2. 河出書房新社のホームズ全集 3. 写真集 4. 藤田宜永 5. 高峰秀子 『わたしの渡世日記』 6. お酒の本 午後、本店が停電に見舞われる。 本を選んでいたお客さんには泣く泣くお引取りを願ったと聞いた。 暖房も止まったため、社長は駐車場の自家用車に一時避難するはめに。 世の中いろんなトラブル続き。 仁鶴室長に相談だ! 常連さんに藤田宜永の文庫が、昔釧路に住んでいたという方に吉田 類の 『立ち呑み詩人のすすめ』が、 それぞれもらわれていく。 6打数2安打。打率 2割7分0厘6毛。 2012年1月24日 (火) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第22試合 1. 丸い額 2. 『北海道鉄道撮影地ガイド』 の2008年版 四角い仁鶴がまァ〜るく治めまっせとは 「バラエティー 生活笑百科」 の口上だけれども、北大通店ではあいにく四角も丸も扱っていないのだった。 2打数0安打。打率 2割6分7厘7毛。 2012年1月23日 (月) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第21試合 1. 徳川家康の小説 2. 中公新書の 『ラテン語の世界』 3. 翻訳ミステリ (ビル・プロンジーニ) 4. ボードレールの詩集 5. ワーズワースの詩集 6. エマーソンの詩集 7. 武者小路実篤の詩集 前日よりの雪。 まとまった降雪はおよそ3週間ぶりになる。 量は大したことがないけれど重く湿ったそいつを難儀しながら片づけていると、駅の方から SL 冬の湿原号 の汽笛が聞こえてきた。 松本清張の 『徳川家康』、文庫の 『悪の華』、『ワーズワース詩集』、『武者小路実篤詩集』 と売れていく。 7打数4安打。打率 2割7分2厘。 2012年1月22日 (日) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第20試合 1. 「おすすめ文庫王国 2012」 (本の雑誌社) に載っている本 2. 桜木紫乃 『ラブレス』 博物館の 「炭鉱映画祭」 上映の日だが、ぐっと我慢をして店を開ける。 「ここに載ってる本でなにかありますか?」 と本野さん。 「おすすめ文庫王国 2012」 なるガイド本をみせてもらう。 ざっとみたところ、マルケスの 『族長の秋』 がひっかかっただけ。 文庫ではなく単行本の。 それでも同書をお買い上げいただけた。 今回の直木賞候補作 『ラブレス』 もあわせて訊かれる。 こちらは本店の在庫を移すことになる。 2打数2安打。20試合を終えて、118打数30安打。打率 2割5分4厘2毛。 2012年1月21日 (土) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第19試合 1. 阿部次郎 『三太郎の日記』 お客さんが来るたびに 「なんでも今日は、明治41年に啄木が釧路に来た日なんですってねェ」 と、さも詳しい人のように話しかけていたが、「あぁ、あの女ったらしの」 「借金こさえた人」 などなど、 皆さんことごとく反応が冷淡なのですぐに止めてしまった。 毎日みえる毎日さんは、女のことも金のことも人間らしくていいじゃないかと啄木擁護派。 没後百年たってもこうしてやいのやいの言ってもらっているのだから、啄木ってば人気者だよなァと思う。 下世話な論評ですみません。 本日より SL 冬の湿原号 が今期の運転を開始した。 1打数0安打。打率 2割4分1厘3毛。 ![]() 2012年1月20日 (金) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第18試合 1. 橋本 治の編み物の本 2. ネットに載っていた窪島誠一郎の本 3. 宮本武蔵 『五輪書』 4. ジョン・ダワー 『敗北を抱きしめて』 5. 星 新一 6. SLの本 エミリーさんご来店。 火曜日に問い合わせを受け、本店から移していた 『あなたにもできる 図書の修理と製本』 をお買い上げいただく。 仕事柄、私も手元に置いておきたいくらい実用的な本であった。 月曜日の新規入荷欄に載せた窪島誠一郎の 『無言館の詩 戦没学生 「祈りの絵」 第III集』が、 本野さんの目に留まりおとりおきになる。 他に、星新一の文庫が1冊売れる。 6打数3安打 (内1安打 1/17分)。打率 2割4分3厘4毛。 2012年1月19日 (木) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第17試合 1. 森 信三 2. 書道の書き方の本 3. 絵本 4. 田辺聖子 『星を撒く』 5. 山の本 6. ゼンリンの住宅地図 (平成3年版) 『北海道 夏山ガイド 3 中央高地の山やま 下』 が売れる。 空いた棚にたまたまあった同じ本を補充する。 6打数1安打。打率 2割2分9厘3毛。 2012年1月18日 (水) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第16試合 1. 4級海技士の問題集 2. 4級海技士の受験申込書 3. 日ごよみ 4. 受験勉強の友 カツ丼の本 5. 海堂 尊 6. 『昭和の爆笑王 三遊亭歌笑』 7. おすすめの本 8. 企業年鑑 9. 雑誌 「East Side」 のっけから新刊書店や文房具店に間違われる水曜午前の古本屋である。 海技士は電話で訊かれたもの。 「かいぎし」 がうまく頭のなかで漢字に変換できず、後で大型船舶の国家資格のことだとわかる。 わーいわーい、またひとつ賢くなってしまった (と大喜びしているうちに、ところてん式に別のなにかそれよりも重要な知識が押し出されて、差し引きマイナスに)。 「受験勉強の友、カツ丼の本はありますか〜ッ!」 土日に行われた大学入試センター試験にひっかけて元気よく尋ねてきたのは画伯である。 カツ丼はひとまずおいといて、先週訊かれたお好みのCDをお渡しする。 釧路川に出没しているアザラシの ぬーちゃん を見てきた帰りだという。 川にかかる幣舞橋にちなんだ命名らしい。 目撃談をうかがう。 YouTube には動画があがっていた。 3年前に釧路の街をにぎわせたラッコのくーちゃんの夢よふたたび。 2階の喫茶部長にぬーちゃんスパゲティの開発を提言してみる。 ぬーちゃんという語感など、諸々が敬遠されてその場で却下される。 海堂 尊一点狙いのお客さんに在庫が2冊売れる。 7のリクエストは、写真集などを売りにきた常連さん。 高橋 治の 『絢爛たる影絵』 をすすめて安打につなげる。 9打数3安打 (内1安打 1/10分)。打率 2割3分3厘0毛。 2012年1月17日 (火) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第15試合 1. 日めくりカレンダー 2. 植村直己の文庫 3. 渡辺淳一 『阿寒に果つ』 4. 西岡京治 5. 『紙ぶくろの王女さま』 6. クラフト・エヴィング商會 7. ネットに載っていた本の修理の本 8. NHKテキスト 「基礎英語」 9. 塩野七生 『十字軍物語』 4〜7はエミリーさんの問い合わせ。 当サイト掲載の 『あなたにもできる 図書の修理と製本』 が予約扱いになる。 9打数0安打。打率 2割2分3厘4毛。 2012年1月16日 (月) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第14試合 1. 山本周五郎 『ながい坂』 2. 岩波文庫の北原白秋 3. 立川談志 4. 岩波新書の大野 晋 5. 米原万里 6. 快楽亭ブラック 7. なんか新しいの (小檜山 博) 8. 旅行記 (林 望のイギリスもの) 9. ジョン・ル・カレ 周五郎の 『ながい坂』 の新潮文庫版が売れる。 全2冊の上巻しかなかったけれど、それでもよいとお買い上げいただく。 別の方には、米原万里の 『不実な美女か 貞淑な醜女か』 を。 お客さん、丸谷才一経由で読みたくなったという。 ハヤカワ文庫の棚を熱心にみておられた方が、一旦外に出ていったかと思うとすぐに戻ってきて 「ジョン・ル・カレはありませんか」 単行本であれば何冊かある。 そのなかから 『スクールボーイ閣下』 を、探していたのがありましたと選んでいかれる。 初対面の方だったが、「『ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』 が映画になるそうですね」 とにわかじこみの情報を振ると、 「邦題は 『裏切りのサーカス』 なんですよ」 と教えてくれた。 う、裏切りの、サーカス……。 その方が覚えやすくていいのか。 9打数3安打。打率 2割4分7厘0毛。 鶴居村の ヒッコリーウィンド さんとリンクを結ぶ。 本店の古くからの常連さんがオーナーの宿。 音楽ライブや陶器市なども開催している。 2012年1月15日 (日) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第13試合 1. 三浦綾子 2. 東 直己 3. アニメのLP 4. 釧路新書 5. 白洲正子 『木』 6. 『北海道の薬草』 (北海タイムス社) 7. クリスティ 『バートラム・ホテルにて』 8. 北野佐久子 『アガサ・クリスティーの食卓』 9. 荒木伸介 『平泉』 雑誌を借りに立ち寄った 市立釧路図書館 で、石川啄木関連の書籍をまとめて展示している一角をみつけ、ふらふらと誘われてしまう。 次の土曜日は、明治41年 (1908年) に啄木が釧路の街に降りたった記念の日。 その一環としての催しらしい。 返却のときまた覗いてみよう。 本野さんが 「本の雑誌」 の最新号 を持ってきてくださった。 特集は 「百歳までの新読書術!」。 「「それ」 は、突然にやって来る」 という書き出しのコラムが載っている。 「それ」 とはなにか。 老眼のことであった。 儂の背後にもひたひたと迫っているのを感じるのじゃが、いかんせん振り切って逃げおおせることはできそうにない。 出てまもない 『続・森崎書店の日々』 もいっしょにいただいた。 ファッションモデルの女子が表紙である。 『ビブリア古書堂の事件手帖』 といい、時代はこういう古本屋のイメージを求めているのか。 北大通店も早速、軌道修正しなければ。 今日の午後、サボテンのたにさんがお出でになりました。 多肉植物の愛らしさにめろめろになっていらっしゃる方です。 春になると、たにさんが順調に育てているなかから一株里子に分けてもらう手筈なのだけれど、 ここにきて黄信号がともりました。 多肉の皆さんは日の光が大の好物だというではありませんか。 季節により夕方に西日が多少差してくる程度のわたしの店でしっかりよい子に育てていけるのかしら。 9打数3安打。打率 2割3分6厘8毛。 2012年1月14日 (土) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第12試合 1. スペイン料理に関する本 日本、中国、フランスはある。 イタリアもある。 スペインがない。 1打数0安打。打率 2割2分3厘8毛。 2012年1月13日 (金) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第11試合 1. 橋口譲二 『17歳の軌跡』 2. ポール・マッカートニー 『ラム』 のCD 3. 原田康子 『海霧』 4. 長塚 節 『土』 5. 天野祐吉 6. 木工の本 7. トリックアートの本 8. ロープワークの本 以前、北大通店でトラブルを起こして出入り禁止にした人物から問い合わせの電話がきた。 声と特徴的な喋り方ですぐにわかった。 訊いてきた品も当時と同じだった。 どういうつもりなのだろう。 4年ほどたってほとぼりが冷めたとでも考えているのか。 そんなはずがあるか。 3と4が売れる。 てんとう虫はいなくなっていた。 8打数2安打。打率 2割2分7厘2毛。 2012年1月12日 (木) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第10試合 1. 「未来法華経」? 2. 須賀敦子 3. 串田孫一 『山の独奏曲』 4. 久世光彦 『家の匂い 町の音』 5. 蜘蛛の図鑑のような本 前日は臨時休業だった。 それでもてんとう虫は 『存在の耐えられない軽さ』 の小口からまだ動いていない。 湿原の画家として親しまれた佐々木栄松さんが98歳で亡くなった。 開高 健の 『私の釣魚大全』 所収の釧路湿原探訪記でご存知の方も多いだろう。 手元の檀 一雄 『美味放浪記』 の初刊本 (1973年・日本交通公社) には、 「さい果ての旅情を誘う海の幸」 の項があって、ここでも栄松さんは遠来の小説家をもてなしている。 佐々木さんの話では、釧路は夕映えの名所だそうだ。 そう云えば、何年か昔、「やつ浪」 という料亭に出かけていって、たしか、 原田康子さんと会ったのだけれども、眼下に海が見渡せる眺望で、あの時、その落日か、夕映えかが、 原田さんのうしろに照り明っていたような記憶があるが、(後略) 「佐々木さんとは、ソビエトへの旅で一緒になって、大層楽しかったから、 札幌から人づてに、「そちらに行きます」 とだけ、伝言を頼んでおいたけれども」 とあって、 店の棚から栄松さんの著書 『ソビエトの旅』 を引っぱりだす。 旅先でのスケッチ画をふんだんにあしらった、釧路つり人会発行の1964年夏の旅行記。 20名ほどの団体で訪問したらしい。 あとがきの同行メンバーに福田蘭堂や永田一脩らとともに、檀一雄の名もならんでいた。 言葉のわからぬ見知らぬ土地でも、随所で人や街と交じり合い、魚釣りを愉しみ、率直な感想を明朗な文にのせている。 訃報の記事には 「ささき・えいしょう」 とあるが、このころは 「ささき・えいまつ」 だった。 本の奥付だけでなく、グルジアの首都でも土地の人にそう自己紹介している。 晩年の姿しかおみかけしたことがなかったけれど、この当時の画家にもお会いしてみたかった。 5打数0安打。10試合を終えて、58打数13安打。打率 2割2分4厘1毛。 2012年1月10日 (火) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第9試合 1. ユゴー 『九十三年』 2. ユゴー 『静観詩集』 3. 六法全書 4. 金太郎飴 5. おかしなCD 6. 小松左京 『復活の日』 レジカウンターの上に池澤夏樹個人編集の 「世界文学全集」 を何冊か飾ってあるのだが、 ファクスを送ろうとしてふと目に入った同全集の小口になにやら鼻くそのようなものが付いていて、それは 一匹のてんとう虫 なのであった。 こころなしか色がくすみ、じっとして動かない。 まさか石の裏や木の幹ならぬ、古本屋の売り物にしがみついて越冬するとでも。 数時間後のぞきこむと、3冊となりの本に移動していた。 クンデラの 『存在の耐えられない軽さ』 だった。 1と6が売れる。 旅先のズリ山裏道さんから封書が届く。 このところはお菓子シリーズがつづいている。 今度の中身は 「丹波 のし栗」 (和菓子) 、風景印は兵庫県の篠山、 記念スタンプは 「デカンショのまち 丹波篠山」 というトリオだった。 6打数2安打。打率 2割4分5厘2毛。 2012年1月9日 (月) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第8試合 1. 子どもの絵本 2. 家計簿というか日記帳みたいなもの 脇道さんがお出でになる。 たまたまあった 『爺言 ジイちゃんに訊け!』 の表紙画をみて、 これは漫 画太郎先生の絵ですなとピタリと当ててみせ、お買い上げくださる。 ずっと目につくところにあったのに、こちらはついぞ気がつかず。 三波春夫、坂井三郎、小沢昭一、川内康範、安藤 昇、団 鬼六、野坂昭如ら、豪華メンバーへのインタビュー集である。 2打数0安打。打率 2割3分4厘0毛。 2012年1月8日 (日) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第7試合 1. 第三文明社の新書 2. 池田大作 3. 三浦綾子が書いた小林多喜二の本 4. 料理関係の本 嵐山光三郎 『文人暴食』、村井弦斎 『食道楽』 など、料理の本がまとまって売れる。 店が年始休みで先週の放送を聞き逃した 「山下達郎 サンデー・ソングブック」、 年末の放送で予告されていたとおり、長年つづいたジャックスカードがスポンサーを下り、新しく 代官山蔦屋書店 に変わっていた。 ちょっぴり気恥ずかしいドラマ仕立てのジャックスのCMがもう聴けないかと思うと、少しさびしい。 4打数1安打。打率 2割4分4厘4毛。 2012年1月7日 (土) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第6試合 1. 僧肇 『宝蔵論』 に関する本 2. 『弟子屈町史』 (昭和24年版) 3. 料理の本 4. 有吉 保 『王朝の歌人 西行』 例年大晦日間近の1日だけ来てくれる森進一ファンのお客さん、 昨年末はこなくて心配していたが、今夕寄ってくれた。 「用事があって来られなかった」 とのこと。 シングルレコードを1枚買ってくださる。 4打数0安打。打率 2割4分3厘9毛。 2012年1月6日 (金) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第5試合 1. アコーディオンのCD 2. マンドリンのCD 3. 源氏物語に関する本 4. 桜木紫乃 5. ヒロシ 『ヒロシです。』 6. 松平康隆 7. 『赤毛のアン』 の2巻目以降 8. 釧路の古地図 9. オルツィ 『隅の老人』 北大通を歩こう会の皆さんが大挙してご来店。 ご婦人率が非常に高く、正月らしい華やかさに包まれるなか次々とリクエストを受け、1、3、4がもらわれていく。 歩こう会の次回は1月21日(土) とのこと。 いつもの午前中ではなく午後4時に、JR釧路駅構内の なつかし館 「蔵」 前に集合し、 自由参加、自由解散で幣舞橋にむかって散策する。 同日は、明治41年 (1908年) に石川啄木が釧路の街に降りたった記念の日でもある。 関連イベントもいろいろある模様。 年に2回の芥川賞・直木賞のお祭りが近づいてきた。 今朝の新聞では、釧路出身の小説家、桜木紫乃氏が直木賞の候補に挙がっていて、 当店でも早速著作が売れるなど反応があった。 こちらの研究サイト では、「初候補にして本命のオーラがパシパシと音を立てています」 とある。 前日の小檜山 博のお客さんが本店でお買い物してくださった。 1安打追加。 9打数4安打 (内1安打 1/5分)。打率 2割7分0厘2毛。 2012年1月5日 (木) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第4試合 1. ミニ・クーパーのワークショップ・マニュアル 2. 小檜山 博 3. 五体字典 4. 吉村 昭 『長英逃亡』 5. 山田風太郎 『人間臨終図鑑』 6. ボフミル・フラバル 『わたしは英国王に給仕した』 7. 杉原美津子 『生きてみたい、もう一度』 8. 沢木耕太郎 『ポーカー・フェース』 9. 垣根涼介 『人生教習所』 10. 三浦しをん 『舟を編む』 11. 酒井順子 『おばあさんの魂』 12. なかやまあきこ 『再発見 日本の民藝』 13. ? 『夜間飛行』 14. 川上健一 『ナイン』 15. 水木しげる 『ねぼけ人生』 16. 藤木久志 『雑兵たちの戦場』 17. ドナルド・キーン 18. 囲碁の本 19. 司馬遼太郎 20. 鯨の本 「そちらでミニ・クーパーのワークショップ・マニュアルっていう本をみたって、聞いたんだけど」 と電話がかかってきた。 ミニ・クーパーの本であれば、階段横の本棚に10数冊在庫がある。 当てはまりそうなタイトルは 『MINI '59 to '69 Owners Workshop Manual』 という洋書しかなく、 お客さんが探していたのは日本語版。 購入は見送られることになった。 電話をきってから、もしやウェブサイトの掲載書目のことだったのではないかと疑念がわく。 そのとおりだった。 交通分野の 「車・バイク」 の項目に 『ミニ・ワークショップ・マニュアル 改訂版』 なる題名がならんでいた (ちなみに、サイトの掲載書はあらかた本店に架蔵してある)。 連絡先は伺わなかった。 物があるのにみすみす売り逃してしまったことになる。 お客さんが当欄をのぞいてくれればよいのだけれど、そんな僥倖はまずもって望めない。 小檜山 博のお客さんには北大通店に在庫がないので本店を紹介。 こちらはミニ・クーパー本とちがって、向こうに物があることを把握していた。 商店街の重鎮より、気になる近刊本をズラリとならべたメモ用紙をみせてもらう (ついでにコピーもさせてもらう)。 4〜16のうち、『舟を編む』 のみヒットする。 数ヶ月前に訊かれていた池波正太郎のエッセイ集が入荷したので、ようやくお渡しできた。 「おぅ、これだこれだ、ありがとさん」 と言っていただけたが、 お帰りになった後ふと気になって昨年の当欄該当部分にあたってみると、 『男の作法』 を 『男のリズム』 と勘ちがいしていたことが判明する。 ドナルド・キーンの 『百代の過客』 と 『声の残り 私の文壇交遊録』、 全6巻の 『本因坊秀哉全集』 と 『司馬遼太郎全集』 のバラ本、 『クジラ・ウォッチング』が、3人のお客さんのもとへそれぞれ巣立っていく。 ここ3日ほど、常連さんからの美味しい差し入れがつづいた。 おせち料理もたっぷり食べたことだし、このままだとメタボ街道まっしぐらである。 20打数5安打。打率 2割1分4厘2毛。 2012年1月4日 (水) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第3試合 1. 日記帳 2. 佐野洋子 3. 詩吟の本 4. カセットテープ 5. 鍵 『吟詠教本 漢詩篇』 が売れる。 電話で鍵の問い合わせを受ける。 午前中におみえになった方で、自宅の鍵をどこかに落としてしまったということだが、店内ではみつからなかった。 5打数1安打。打率 1割2分5厘。 2012年1月3日 (火) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第2試合 1. 童謡や唱歌の本 2. スピノザ 『エチカ』 値下げ告知の帯を巻こうとして棚から本を取り出したら、カメムシがぽろんと落ちてきた。 カピカピになったカメムシが。 お前さん、一体いつからここに……。 合掌。 ズリ山裏道さんから、福島県二本松市の風景印がついた封書が届く。 色とりどりの切手にくわえ、福島県や仙台空港駅のスタンプも押されていて、とてもにぎやか。 中には、秋田のお菓子 「チーズ饅頭 笑内 (おかしない)」 がひとつ入っていた。 3時のおやつにいただこう。 2打数0安打。打率 0割0分0厘0毛。 2012年1月2日 (月) 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第1試合 1. 算数の教科書 あけましておめでとうございます。 豊文堂書店 北大通店です。 新しい年の営業がはじまりました。 本店ともども、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 当欄もまた一からスタートである。 新年最初のお問い合わせは、算数の教科書だった。 探しているのは親御さんだろうか、 この辺りに教科書を売っている本屋さんはなかったでしたっけと尋ねられる。 北大通2丁目の新刊屋、山下書店 (昭和22年創業) が店を閉じてからもう4年になる。 バス通学をしていた高校生のころは、書店の前が停留所だったので下校時によく時間つぶしをさせてもらった。 参考書もたいてい山下さんで買っていた。 1打数0安打。打率 0割0分0厘0毛。 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新されている。 |